放射線科

画像情報科

当院では、放射線技師9名で各診療科の依頼を受け、放射線や磁気等を利用して、検査及び治療を行っております。私たち放射線技師は、必要最小限の被ばく線量となるように日々配慮して検査を行っておりますので安心して検査をお受けださい。また当科にて行う検査に関して不安や疑問があれば担当の放射線技師に気軽に声をおかけください。

行動指針策

1.常にチーム医療の一員としての自覚を持ち、患者さんに接します。

2.専門的知識を高め、より質の高い医療を安全安心に提供することを目指します。

各科の紹介

画像情報科には、9名の診療放射線技師と画像診断を専門とする放射線科医師1名で協力して検査をおこなっています。 検査としては、一般撮影、マンモグラフィ、X線テレビ検査、骨密度測定、CT検査、MRI検査、血管撮影、被ばく管理などを行っています。

 

主な医療機器

種類 装置名
一般撮影 Rad Speed Pro(島津)+Calneo(フジ)
CT Optima660(GE)
骨密度 PRODIGY(GE)
マンモグラフィ Pe・ru・ru(東芝)
X線TV検査 ZEXIRA(東芝) Sonial Vision G4(島津)
血管造影装置 Infinix Celeve-i(東芝)
MRI Titan3.0T(東芝)
外科用イメージ Opescope ACTINO(島津)
移動式回診装置 Mobile Art evolution(島津)×2

主な資格

  • 1.検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師
  • 2.X線CT専門認定技師
  • 3.胃がんX線検診技術部門B資格検定
  • 4.医療情報技師
  • 5.肺がんCT検診認定技師
 

検査の紹介

一般撮影

一般撮影装置は、短時間で画像情報が提供出来るので最初の診断に用いられる最も使用頻度の高い装置です。小豆島中央病院では新たにフラットパネルディテクターを採用し被ばくを下げながら作業効率が上がるシステムを導入しています。当院では、その他にもCR3台と乳房専用撮影装置1台、骨塩定量装置1台を備えています。

検査を受けるときに気をつけることは?

撮影部位のアクセサリー等の貴金属、湿布、エレキバンやカイロ等は全部取りはずして下さい。(女性の場合、スリップやブラジャーには肩紐などに金具がついていますので必ず外すようにしてください。)障害となるものが写ってる場合、撮り直しする事があります。無駄な被ばくを避けるためにも、皆様のご協力をお願いします。

被ばく量について

一般撮影のような診断領域の撮影では放射線の被ばくによる影響はほとんどありません。妊娠中またはその可能性のある方は必ず事前に医師か担当技師にお申し出下さい。ご不明な点はお気軽に担当技師にお尋ね下さい。

乳房撮影(マンモグラフィ)

当院当では、乳がんの早期発見・治療を目的としたマンモグラフィ併用乳がん検診を行なっています。

マンモグラフィQ&A
マンモグラフィって痛いの?
「圧迫」を行うためにどんな方でもそれなりの痛みを生じます。痛みの強さは人によってかなり違い、乳房の大きさにはあまり関係がなく、乳房内における乳腺の量や疾患、月経周期によって異なります。特に月経開始直前は乳房の張りがあるなど痛みが強いことが多いため、できれば月経開始後の受診をお勧めします。
マンモグラフィって何?
乳房のX線検査のことをマンモグラフィといいます。一般の検診で行う胸部撮影や骨撮影とは違い、乳房の中の細かな組織を写すために乳房専用のX線装置を使用して検査を行います。
マンモグラフィで何がわかるの?
マンモグラフィは乳房全体の乳腺や脂肪、血管などを映し出します。乳がんをはじめとしたいろいろな病気を見つけることができます。特に「石灰化」と呼ばれるしこりとして触れることのできないごく早期の乳がんのサインの発見に優れています。
マンモグラフィってどうやって撮影するの?
乳房の中の乳腺という組織ができるだけ重ならないように広げる必要があるので、透明の板で押さえて撮影します。押さえることを「圧迫」といいますが、圧迫することで組織がはっきり写ることに加え、乳房の厚みが薄くなることで少ないX線で撮影することができ、乳房のX線ばくを減らすことができます。また、細かな組織まで写すことのできる繊細な写真なので、Tシャツやタンクトップのわずかな皺まで写ってしまいます。上半身を裸になっていただいて片方ずつの撮影を行いますので、ケープ型の検査衣をすべての方にご準備しております。
マンモグラフィにかかる時間は?
撮影は原則、両側乳房を2方向ずつ合計4方向の撮影を行っており、更衣時間を併せて約15分程度です。
マンモグラフィでの放射線による危険性は?
マンモグラフィもX線を使用するので放射線被ばくがありますが、撮影する部位が乳房だけに限局されていて他の部位への影響が無いため、白血病などを発症する危険はありません。但し、妊娠中の方や妊娠の可能性がある方は、検査時期や撮影方法についての確認が必要な場合がありますので、必ずあらかじめお申し出下さい。

骨密度検査(DEXA)

骨粗しょう症は、骨量が減少してスカスカとなり、骨がもろく骨折しやすくなる病気です。しかも、骨全体が弱くなっているために、折れた骨が元に戻るまでに時間がかかってしまうこともあります。また、骨折が原因で寝たきりになってしまうことが問題となっています。一度減ってしまった骨量は、なかなか元に戻すことは出来ませんが、減少を止めて症状を和らげることはできます。早めに骨密度検査を受けて、自分の骨の状態を知っておくことが骨粗しょう症=寝たきりの予防になります。

当院の骨密度装置は・・・

当院はX線骨密度測定装置(PRODIGY GE社製)を使用しています。 検査時間は10分程度と短時間で終了するため、長時間じっと寝ていることが困難な患者様でも苦痛なく検査を終えることが出来ます。また、被ばく線量は全身検査を行なっても胸部単純撮影の1/10以下と非常に少なくなっています。

検査は腰椎+左大腿骨として、複数箇所検査することによって、より正確な値を提供すことが出来ます。

X線テレビ検査

X線TV検査とはX線を利用し体内を透視しながら目的部位の撮影を行う検査です。 当院では、内視鏡検査を伴う検査用TV装置として1台、多目的に使用するTV装置を1台所有しています。 主に次のような検査や治療が行われています。

  • 1.消化管透視検査
  • 2.胃・食道透視、注腸透視、小腸透視、胆嚢造影
  • 3.脊髄腔造影、関節造影、ブロック注射療法(椎間関節ブロック・神経根ブロック)
  • 4.内視鏡的逆行性膵管造影
  • 5.中心静脈カテーテル挿入術
  • 6.嚥下造影
 

血管造影検査(アンギオ)

アンギオ検査では、足のつけ根や手首、腕の血管からカテーテルという細い管を目的部位の血管まで挿入し、X線を用いて造影剤が流れる様子を連続的に撮影します。心臓や頭部、胸部・腹部、末梢の血管などの検査や治療を行います。血管撮影装置は、アンギオ室に心臓検査が可能な用汎用型を1台配置しています。

X線CT検査

CT検査とは?

CTとはコンピュータ断層撮影法(Computed Tomography)の略でエックス線を利用して、身体の断面画像を撮影する検査です。全身の検査が可能で体内の様々な病巣を見つけるための検査です。当院には64列CTが1台稼動しています。短時間で広範囲に撮影でき、心臓や大血管の描出に優れています。

検査方法
  • 単純CT検査:造影剤を使用せず撮影します(検査時間は5~10分程度)
  • 腹部CT検査は食後3時間以上あけてください。
  • 造影CT検査:造影剤を静脈から注射して撮影します(検査時間は10~20分程度)
  • 部位に関係なく食後3時間以上あけてください。また、水分制限のない方は検査
  • 前および検査後に水分を摂取していただきます。

※造影剤とは一般に「ヨード造影剤」と呼ばれるもので、静脈に注射しながら撮影します。血管の走行、小さな病変、正常な臓器との鑑別など、より正確な診断が可能となります。

造影剤の副作用

造影剤が注入されると身体が熱く感じます。これは正常な反応なので特に心配はありません。 軽度の症状としては、くしゃみ、吐き気、嘔吐、かゆみなどですが、ほとんどの場合はすぐにおさまります。ただ稀に血圧低下や呼吸困難などの症状が出る場合があります。過去に造影剤で副作用があった方や腎機能障害や喘息の既往がある方は検査前に医師にご相談ください。

その他注意事項
  • 1普段から服用されているお薬がある場合は、あらかじめ担当医師にご確認・ご相談ください。
  • 2検査当日はできるだけ金属などの付いていない服装でお越しください。
  • 3検査終了後の制約は特にありませんので、普段通りの生活をしてください。

MRI検査

MRI検査とは?

MRIとは、磁気共鳴画像診断装置(Magnetic Resonance Imaging)の略で、人体の中にたくさん存在している水の状態を、非常に強い磁石の力を用いて信号とし、コンピュータで処理して画像にする方法です。また、放射線を使用しないため被曝がなく、造影剤を使用せず血管を描出することができます。当院では3TMRIを新たに導入しました。高磁場装置により質の高い画像を提供することができます。検査は、トンネル状の装置の中に入り検査します。検査中は大きな音がしますが、痛みを伴わないのでご安心ください。

下記の方は必ず主治医に申し出てください。

検査を受けられない方

心臓ペースメーカー、金属製の心臓人工弁、人工内耳を装着している方は、磁場の影響により正常に動かなくなります。

検査を受けられない可能性のある方

脳動脈クリップ、一部の人工関節や骨固定金属、その他金属が体内に入っている方は強い磁石の力で引き寄せられたり、熱を生じたりすることがあります。検査部位によっては、画像に悪い影響を与えることがあります。 外傷などにより体内に金属片がある方(特に、目の中に金属片が入っていると眼球を傷つける恐れがあります。) 閉所恐怖症など狭いところが苦手な方(検査部位によって多少異なりますが、全身がトンネルのようなところに入ります。)

妊娠中または妊娠の可能性のある方

刺青やタトゥーのある方は色素の中に金属が含まれていることがあり、検査部位によってはやけどや変色の恐れがあります。

MRI室に持ち込めないもの

下記のものは検査室内に持ち込むことができません。必ず検査前にはずしてください。金属製品(めがね、硬貨、かぎ、ヘアピン、ネックレス、指輪、ピアス、ベルトなど)は金属類が急激に装置に引き寄せられ、けがや故障の原因になります。

精密機器(補聴器、腕時計、携帯電話など) 磁気カード(クレジット・キャッシュカード、診察券、駐車券、定期券など)は強力な磁場の影響を受け使用できなくなります。 カイロ、エレキバン、鍼灸治療のはりは、やけどや装置の故障の原因になります。 シップ、ニトロダームなどは薬剤の成分や材質によりやけどの恐れがあります。 カラーコンタクトレンズは、金属が含まれていることがあり、目を痛める恐れがあります。

※保存容器などはご持参ください。金属を含む化粧品(ラメ、アイシャドーなど)はやけどや画像に影響が生じる恐れがあります。

検査当日は 検査部位・内容により食事制限をしていただく場合があります。 予約時間の30分前までにCT・MRI受付へお越しください。小児科の患者さんは、小児科外来へ寄ってからお越しくださいますようお願いします。 担当者が更衣室にご案内しますので、金属類など(上記参照)を外し、検査着に着替えてください。 寝台に寝た状態でトンネル状の装置に入ります。検査部位に応じコイルという器具を装着したり、動かないように固定させていただいたりすることがあります。 検査中は非常に大きな音がします。(検査部位に応じて耳栓やヘッドフォンをご用意しています。)検査時間は20〜60分です。(検査内容により異なります。) 検査中もブザーやマイクで操作室のスタッフと連絡をとることができますので、安心して検査をお受けください。 検査内容により、患者さんにご同意いただいたうえで造影剤を使用することがあります

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